歯並び・噛み合わせの治療Orthodontic
当院では幼児期~学童期のお子さまを対象にした「小児矯正」と、大人の方を対象にした「成人矯正」のいずれにも対応いたしております。
口腔筋機能療法(MFT)
口腔筋機能療法(MFT)とは
歯は上下で噛み合う力のほかに、頬や唇、舌といった筋肉からも力を受けています。この力のバランスが崩れてしまうと、歯は本来あるべき位置から動き出し、それが歯並びを乱れさせる原因になってしまいます。
口腔筋機能療法(MFT)は、歯並びに影響を与える筋肉(唇・頬・舌など)をバランスよく整えるためのトレーニングです。正しい舌の位置や動かし方、口周りの筋肉の使い方を習慣化させることで、「噛む」「飲み込む」「呼吸する」といった動作の際に、筋肉が正しく機能するように訓練していきます。
口腔筋機能療法の効果
- 歯並びが悪くなるのを未然に防ぐことができる
- 発音がよくなる
- 「噛む」「飲み込む」という動作を正しくおこなえるようになる
- 口呼吸を改善できる
- 矯正治療後の後戻りが少なくなる
小児矯正(子どもの矯正治療)
子どもの矯正装置のご紹介
プレオルソ
4〜9歳ごろのお子さまを対象にした、マウスピースタイプの矯正装置です。歯を動かすのではなく、歯並びが悪くなる原因を取り除きながら、歯を正しい位置へと導いていきます。
拡大装置
プラスチックの土台にワイヤーを装着した、取り外し式の矯正装置です。お子さまの成長に合わせ、あごの大きさを少しずつ広げながら歯が正しく並ぶためのスペースを作っていきます。
インビザラインファースト
薄い透明のプラスチックでつくられた、マウスピースタイプの矯正装置です。「あごを広げてスペースを作る」「歯を動かしてきれいに並べる」の2つの治療が同時におこなえます。
成人矯正(大人の矯正治療)
ワイヤー矯正
歯の表面に「ブラケット」という小さな部品を装着し、そこにワイヤーを通して歯並びを整えていきます。応用範囲が広く、どのような歯並びの治療にも適応できることから、矯正治療の中で最も多く用いられる治療法です。
ワイヤー矯正の欠点である“治療中の見た目の悪さ”についても、当院では装着しても目立ちにくい透明な装置をご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。
インビザライン
着脱可能なマウスピースを使用して、歯並びを整えていきます。透明で薄いマウスピースは装着しても目立たず、違和感も少ないのが特長です。また取り外しができるため、食事や歯みがきもこれまでと同様におこなうことがきます。
ただし適応範囲が限られているため、歯並びの状態によってはインビザラインでの治療ができない場合があります。詳しくは当院までお問い合わせください。
Ⅰ期治療・Ⅱ期治療について
矯正治療には、「第Ⅰ期治療」と「第Ⅱ期治療」があります。
Ⅰ期治療
Ⅰ期治療は、永久歯がきれいに生えるように顎の成長をコントロールしたり、上下のあごの成長のバランスをコントロールし、土台の部分を治療することをさします。また、口呼吸や指しゃぶりや舌の悪い癖も早い時期に改善します。
Ⅱ期治療
Ⅱ期治療は、永久歯が生えそろった後に行い、歯にブラケットとワイヤーをつける治療をさします。基本的には成人の矯正治療と同じです。
治療費用
矯正相談 | ¥0 ※レントゲンを撮影する場合は初診費用(保険負担)が発生します |
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矯正検査・診断 | ¥33,000(税込) |
第Ⅰ期治療(小児矯正) | ¥396,000(税込) |
第Ⅱ期治療(成人矯正) | ¥825,000(税込) |
インビザライン | ¥330,000〜¥770,000(税込) |
保定装置 | ¥33,000(税込) |